皆様お世話になっております。秦智紀(はたとものり)です。 
 
【概要】
ニューヨークの片隅で、母親の代から続く老舗の小さな絵本専門店「街角の小さな本屋さん」を経営しているキャスリーン(メグ・ライアン)。彼女には同棲している恋人がいるがインターネットで知り合ったハンドルネーム「NY152」の彼とのメールのやり取りに夢中。
そんな時、キャスリーンの店のすぐ側に、カフェを併設した値引き商法の大型書店「フォックス・ブックス」が開店。どんどん客は奪われ売上は落ち続ける。このままではキャスリーンの店は潰されてしまう。実はこのフォックス・ブックスの御曹司ジョー(トム・ハンクス)こそが「NY152」の彼だった。キャスリーンとジョーは実生活では商売敵として顔を合わせれば喧嘩ばかり。だけど家に帰れば「Shopgirl」と「NY152」として、その日にあった事をメールで報告したり、お互いを励まし合う間柄に。メールを通じて、ふたりはますます惹かれ合っていく。お互い相手の正体に気付かぬまま…。

といつもながらの概要はコピペです(笑)
この映画は、僕が高校生の時にDVDレンタルをして観た映画なのですが、あまりにもメグ・ライアンが可愛すぎてハマってDVDを購入し、何度も観てしまう代物です。ちなみに、この映画は1940年に製作されたエルンスト・ルビッチ監督の『桃色の店』のリメイク作品。時代を反映して元映画の「手紙で文通」の設定が「インターネットでメール」に置き換えられたもので、公開されたのも1998年とインターネットやEメールが一般的になり始めたばかりの映画なのですが、パソコンを使い始めた頃の新鮮さとメグ・ライアンのキュートさにやられてハマってしまったということです。

それとは別に面白いところは、キャスリーンが経営する小さな絵本専門店と御曹司ジョーが経営するカフェを併設した値引き商法の大型書店との顧客争奪戦の様相を見せていますが、ここが面白いのです。日本とアメリカとの違いで再販売価格維持制度というものがあります。これは、流通段階での自由で公正な競争を阻害し、需要と供給の原則に基づく正常な価格形成を妨げて消費者利益を損なうため、資本主義経済を取る国の多くでは、独占禁止法上原則違法とされている。ただし例外的に一部商品については一定の要件の元に再販行為を容認している場合があり、それを再販制度といいます。日本では再販制度があり、アメリカでは再販制度はありません。日本で値引き商法をする本屋がなく、Amazonの中古本が人気だったり、ブックオフが人気だったりするのは再販制度へのアンチテーゼではないでしょうか。この映画はロマンティック・コメディというジャンルの映画ですが、日米の書籍などの流通の制度的な違いがわかる映画でもあります。


秦智紀(はたとものり) プロフィール

サラリーマン/ファイナンスMBA取得
早稲田大学大学院ファイナンス研究科在学中、当時無所属の江戸川区議会議員だった上田令子さんと出逢い、様々な社会勉強を経験する機会を与えていただきながら共に地域活動などをしておりました。現在、株式会社Mマートという業務用食材卸売市場をインターネット上で運営する企業に勤めながら、上田令子東京都議会議員のもとで、江戸川区、東京、日本の世直しを引き続きお手伝いしております!営業成績優秀者に贈られる「社長賞」を6回受賞。

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